2013-10-07

先生のつまらない授業を、どうしたら面白くなるのか考えてみた。①

本日は、月に一度の「社会人のマナー・ルール」的な授業でした。

社会に出たらマナー、大切ですよねっ!社会人も経験してきてるからわかる…というか、周りはそんな社会人経験済み学生ばかりなのに、みなさんスヤスヤと眠っていらっしゃる!

これはアカンのちゃうの?ってレベルでみんな寝てるんですけど、それもそのはず。授業が絶望的に面白くないんですね。

かくいう僕も、起きてはいるけど、この不毛な時間をどうしよう?って感じで困り果ててしまいました。

で、退屈だったので、なんでこの授業がこんなに面白くないのか、考えてみました。まったくもって、感じの悪い奴ですね、僕は(笑)
すると、概ね以下の四点が授業を退屈にしている原因と思われました。

 
  • ①教科が専門科目でないから、興味がわかない。
  • ②この先生に興味がない。
  • ③話が長すぎる。
  • ④どっかで聞いた様な話ばっかで、ユニークさに欠ける。

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①教科が専門科目でないから、興味がわかない。

これは、まあ、ある意味仕方ないというか、宿命というか。自分の専門科目に関係することって、もともと好きな事だったり、目の色変えて必死に習得しようとしたりするケースが多いと思いますが、いわゆる教養科目は「俺には関係ない♪」で済ませちゃう事ありませんか?

そう、「俺には関係ない♪」なんです。無理矢理、教室という箱の中に一緒にされてる感じで、世界の壁があるというか、接点が感じられないんですよね。

 

 

②この先生に興味が湧かない。 

さらに条件が厳しいことに、この先生外部からの講師なんです。しかも、冒頭にも書いたように月に1度です。もう、本当に「俺には関係ない♪」になっちゃいそうですよね(笑)

よく、コミュニケーションとか話術のハウツー本なんかでは、接点を持つために自分の失敗談を話せとか、記憶に残りやすいエピソードを話せ、とか、まあ無責任に書いてあるケースが多いです(笑)で、この先生も割と愚直に実行されてるところがあるのですが、それ以前の最初の接点、そこを突破できてない印象。それじゃあ、いくら話をしても、相手に響かない。

というか先生、メラビアンの法則をこれまで3回くらい説明してくれたけれど、メラビアンの法則にしたがって言うなら、先生のノンバーバルコミュニケーションは大丈夫か?(まあ、馴れないアウェーだから緊張すると思うけど)
 

③話が長すぎる。

先生の抗議の持ち時間は3時間あるのですが、前半の1時間30分ずーっと喋りとおして下さりやがりました。先生、食後の僕たちにラリホーかけるの楽しい?

断っておきますが、この先生の授業が決して工夫されてないワケではありません。後半は1時間30分、まるまるグループで自己分析やいくつかのワークを行いました。ワークは僕的にはそこそこ楽しいモノでした。

20分くらい話す ⇒その後ワーク
また20分くらい話す ⇒その後ワーク

みたいな流れにすればいいのにね?

(大学講義の90分がどこから由来するものかは知りませんが、講義などの受動的なインプットに対する人間の集中力はせいぜい20分程度が限界・・・と、何かの文献で読んだ気がします。ごめん気になる人はググッてね。)
 

 

④どっかで聞いた様な話ばっかで、ユニークさに欠ける。


そして、これ。新鮮さがない。内容が大切なのは、理解してるよ?でもね、興味を持てなくて、おまけにどっかで聞いた事ある話だなあ・・・なんて思われたら、誰も聞く耳持たないと思うんだ。どうせまたどっかで聞くことになるだろう、って感じると思うんだ。

話題の意外性と、あなただけの独自性があると興味はグッと上がります。まあ、それが難しいねんっ!っちゅー話ですが。


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さて、僕の話もかなり長く、そして野暮ったくなってきたので、ここいらで1度区切りましょう。今回は「何故おもしろくないのか」を分析したので、次のエントリーで「どうやったら面白くなるのか」についての考察と、やってみて効果のあった方法を一つだけご紹介したい。